芝居【演劇ユニット41×46】澱の檻を観た!

お芝居大好き!な、いすずです。
お芝居大好き!ですが、芝居くさい身振りやセリフ回しは大嫌いです。
Eテレっぽい『子供だまし』なオーバーアクション芝居は、息絶えればいいと思ってます。
また、セリフが走ってしまうへたくそな役者なんて、嫌いです。
「間」もつくれないで板に立つなんて、自分で気持ち悪くないのかしら?と思います。

以上で、役者にとっては厄介な客であることが分かったと思います(笑。

そんな面倒くさい観客が、全肯定する演者が函館に3人います。
41×46の、館さん、看板女優の庭田育美さん、もときちさん三名は素晴らしいです。
どうしてこの三人がスゴイのかっていう根拠はゆっくり語ります。

今日のところは、8月に講演がありました『澱の檻』についてお話させてください。

『澱の檻』は、演劇ユニット41x46によるオリジナル脚本の時代演劇です。
舞台はclub COCOAで、殺陣にはHIP HOPが融合され、かっこよい時代劇でした。
登場人物は花街のどん底で奴隷のように暮らす女たちと、新選組の志士二人。
それぞれがのっぴきならない事情にがんじがらめになって、どうにもならなずにストーリーが展開していきます。

緊張感のある芝居の密度がすごかった!!!!
お客さんの入りもすごかった!のべ400人ものお客様があったのですよ!!!
人口26.6万人(2018年調べ)ほどの函館で、こんなにもたくさんの人を動員するお芝居があっていいのでしょうか?
どんな文化都市だよ!!!!!

41x46すごいです。

感想を圧縮すると『41x46はよっぽどの芝居バカなんだろうな』にまとまります。
悪口なのか褒めているのか、伝わらないかもしれませんが、相当褒めてます!!!!

斉藤一を演じた、もときちさんの感想を言わせてください!
『澱の檻』は、最小限の小道具で演出されています。
新選組の斎藤一の役なのに、刀を差してないんですよ!!!
それが…
振り返っても、歩いても、刀が差さっているように見えるんです。
いつも手が柄にあり、刀を抜かないのに、刀を触っているんです。
素晴らしい身体表現でした!!!!

館さんは、とにかくすごいです。
台詞なんかいらないんですよ、アノ人。
読まなくても伝わる、すごい人なので、レベルが違うんだと思います。

庭田さんは、イタコです。
自分の本来の人生や、経験や、人格を消してしまっているように見えました。
役である『おりょうさん』の霊を降ろして、そこに立っているみたいでした。
本当に、役の人でしたよ!!!!!!!

彼らを尊敬しているので、漫画を描きました!!!
↓感想漫画みてください。




もうね、本当にずっと観ていたかったです。
二時間以上あるお芝居なのに!!!
それでも、まだまだ観ていたかった!!!!
素晴らしい芝居でした。
私くらい面倒くさいお客さんが褒めているのですから!!
とってもいい芝居だったと、伝わると信じてます!!!!

41x46の公式サイトはこちら↓
https://www.41×46.com/

ところで。
日本って、もはや介護大国でしょう?
庭田さんが怒りっぽい姐さん役で
もときちさんが胸糞悪い嫌味なじじー役で、
じじーを自宅介護する二人芝居が観たいです。
41x46の描く、愛憎介護劇!!!!観たいです!(←ぉぃ)

や~、もう~、本当に面倒くさい観客ですみません!!!
庭田レスつらい。
また庭田さんのお芝居があるなら、チケット買いますので、次の講演を楽しみに待機するとします!
好きです!41x46!!!!!!!

いすず

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私は個人事業主であり、私のブログやSNSは私のお仕事のPR内容が含まれます。 #PR